◯戦国時代~安土桃山時代〜江戸時代(太平の世)

戦国時代は、15世紀後半から16世紀後半まで続きましたが、やがて有力な武将の一人である織田信長が足利将軍を追放し、信長の死後は、家来の豊臣秀吉が後を引き継いで、朝廷から関白・太閤の地位を与えられて全国を統治する「安土桃山時代」となります。

豊臣秀吉の死後、最大の力を持つことになった武将、徳川家康とこれと対立する石田三成は、全国の大名も巻き込んで、1600年10月21日に岐阜県関ヶ原で戦闘。戦いに勝利した徳川家康は、1603年征夷大将軍の地位を与えられ、現在の東京を中心とする、江戸幕府を開きます。

長年の内戦の後に成立した江戸幕府は、自由よりも、社会の安定を重視する政策をとり、職業選択の自由を規制して身分制度を固めました。

各地を支配する大名には家族を江戸に住まわせ、大名自身も交代で一定間江戸に住まわせる「参勤交代」等のルールを定めて統制。各大名は、江戸城近くのやや狭い「上屋敷」から江戸城に通うとともに、少し離れた場所に別宅「下屋敷」を設けました。

更には、海外からの介入を防ぐため、キリスト教を禁止するとともに、外国との交流を禁止する鎖国政策を採りました。

これにより、日本国内では平和な日々が続き、多くの文化が芽生え、「太平の世」とも呼ばれましたが、我が国は、世界の流れ、科学技術(特に軍事分野)の領域で大きく遅れをとることとなりました。

★この時代の港区

元和キリシタン遺跡(田町駅近く。元和9年(1623年)徳川家光に処刑されたキリスト教信者の殉教遺跡)

光林寺(延宝6年(1678年)麻布谷町に創建、元禄7年(1694年)現在地に移転

有栖川宮記念公園(元盛岡藩南部氏の下屋敷)